2021-05-30 生き残ったメディアの共通点 下山進『勝負の分かれ目』 ノンフィクション作家である下山進さんの著書。地道な取材に基づく長編で、読み応えたっぷり。 メディア、コンテンツ業界の過去、現在、未来について考えることができる、業界人の必読本。 レガシー系マスメディアが凋落するなかで、存在感を増すロイター、日本経済新聞、ブルームバーグが、生き残りを賭けてとった戦略とは? 斜陽であったロイターの起死回生策は?日本経済新聞社の、総合情報化路線とはどのようなものか?ブルームバーグが、「読者」といわず「顧客」という意味は? 社員研修、勉強会で、たくさんの議論ができる。 勝負の分かれ目(上) (角川文庫) 作者:下山 進 KADOKAWA Amazon 勝負の分かれ目(下) (角川文庫) 作者:下山 進 KADOKAWA Amazon